ナンパというものは、毎回誰だって緊張するもの。というか、緊張しない人間は恐らく居ないのではないだろうか?
世界チャンピオンだって毎試合緊張しているし、多分、メジャーリーガーの大谷だって、毎打席緊張しているはずだ。
何度も何度も何度も、たとえそれが幾度となく経験を繰り返した物事でも、緊張は必ずするもの。
その物事に対して真剣であるがゆえ、人は絶対に緊張する生き物なのだと思う。
本番では舐めてかかるぐらいが丁度いい
だから、大切なのは緊張を無くすことではなく、あなた自身の緊張を自覚した上で、自分をコントロールする事だ。
これは、女性とのコミュニケーションだけでなく、ビジネスやスポーツ、学業など、あなたが真剣に向き合う物事全てにおいて言える事。
「本番では、ちょっと舐めてかかる」
これぐらいが丁度いい。
ガチガチに入れ込んだところで、脳は委縮し、体も固まるだけで、良い結果なんて絶対に生まれない。
本番で大切なことは、今あなた自身が持ってる実力をフルに出し切ること。
もちろん、その行動に対するあなたの思い入れとか、失敗したくない!成功したい!という、熱い気持ちは解る。
だが、その気持ちを強く持てば持つほど、上手くいくかというと、むしろ逆だ。
本番では、「これくらい、オレにかかれば楽勝だ」と言い聞かせることだ。
相手はもちろん、周りの人間全てを舐めきって掛かる方が、逆にリラックスできるし、「いつもの自分」が出せる。
本番のための準備に全力を注ぐべき
あなたが気持ちを入れ込むべきタイミングは、むしろ「いつもの自分」をレベル上げするための学習の方なのだ。
スポーツで言えばトレーニング、勉学で言えば予習や復習、仕事で言えば情報収集、ナンパで言えば会話テクニックといった具合で。
そういった「あなたの地力」を上げるための学習は、しっかり気持ちを入れ込んで吸収し、「いつもの自分」レベルを上げよう。
そしていざ本番では、その「いつもの自分」を限界まで引き出せるように、気楽に「舐めてかかる」。
これが、成功するためのベストのバランスなのだ。
だが、ほとんどの人は、学習するときに手を抜いてしまい、本番になると力を入れ込み過ぎる。
これでは上手く行かないのも当然の結果。
練習でやってきた事は、絶対に出来る。あとは、いつものあなたを出すだけなのだ。
気負いせず、舐めてかかろう。
コメント