女性との会話の中で、自分の得意分野の話題になったとき、ついつい自慢気に多くを語ったりすることはないだろうか?(あなたにその気はなくとも、相手はそう受け取る場合がある)
自分の話を優先させ、相手が話したい話をさせるのをおろそかにしてしまった、そういった経験がある人もいると思う。
会話は女性の方が多く話している状態が理想
ただ、気持ちは解る。あなたが正しい事を知っている話題で、相手が間抜け面で間違った事を言っていたら、正してあげたい、と思うのは当然のこと。
そして、正してあげること自体、実は正解だ。問題は、その「正し方」にある。
相手が、本当はAはCなのに「AはBなんだよ」と、間抜けヅラで語っていたら、あなたは「いや、AはCだよ」と、真っ向から訂正してしまうだろう。
だが、あえてそれを「それCの事じゃね?Bではないっしょ?w」などの、軽いトーン&疑問形で返すべきなのだ。
それに対して、相手が恥ずかしそうにしていたら、「オレも前はBって思ってたんだけどなw」などでフォローすればいい。
相手が、自分の間違いに対して笑っていたら、「笑・・・お前、ずっとBだと思ってたんだろ?」などですり変え作業。
真っ向からの否定、訂正は、会話を生まない。あなたの一方通行で終始する。
だが、最後に疑問形をつけたり、すり替え作業を入れることで、そこから新な会話が生成される。
理想は、「否定会話をしたのに、相手の方が多く話している状態」。これを目指そう。
自分の自己満足では会話は成立しない
根本的に、人の話を否定してしまう、自分の話ばかりをしてしまうという人がいる。
これは、かなり重症なので気をつけなければならない。会話脳の中の競争意識が大きすぎるのだ。
「相手によく思われたい」
「相手からの尊敬を勝ち取りたい」
「相手よりも勝りたい」
このような競争意識が無意識に働き、ついつい自己満足な「相手が楽しめない会話」を繰り返してしまう。
「〜によく思われたい」という感情は、あなたが抱くものではなく、相手に抱かせるべきもの。
あなたが、いちいち競争意識を持って相手と会話していては、「あなた自ら価値を引き下げている」というモノだ。
特に女性は、どんなに言葉で説得しても、あなたが思うようには感じない生き物。女性は自身が感じたフィーリングを何よりも信じる生き物。
だから「〜と思われたい」という意識で会話をすると、全くの逆効果。むしろ、「ちっちゃい人間」の烙印を押されることになりかねない。
競争意識を外すだけで差別化が図れる
逆に、世の中の男性は、この「競争意識」をコンプレックスのように抱えながら会話している人がほとんど。
だから、この意識を外すだけで、そういったダメな会話をする男との差別化が図れるのだ。
男と女の会話は、常に北風と太陽。脱がすのに力はいらない。これ、基本なり。
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