ある休日の日中、渋谷駅に向かって歩いていたら、あちこちでナンパ活動を行っている男たちを見かけたので、楽しくなって１時間ほど観察していた。
私の悪趣味の一つ、『ナンパしてる人の観察』であるｗ
これは、本当に有意義。勉強にもなるし、純粋に楽しい。
女性をピックアップ出来る男と出来ない男の違い
常日頃、同じように観察している人なら解ると思うが、女性をピックアップできる男というのは、必ず似た雰囲気を持つ。
まるで気負いを感じさせず凛と立ち、女性に声を掛けているのを見て初めて観察してる側が、「あ、あの人そうなんだ」と気づかされる様な、そんな自然体で場に溶け込んでいる人が多い。
逆に、ダメな男のパターンも解りやすい。落ち着きなく周りを見渡していたり、必要以上にオドオドしている。
恐らく、国内最大のナンパ激戦区である渋谷全体を見渡しても、『場に溶け込む雰囲気』を持つ人は、そうそう見かける事はない。
そして、それは年々減っているようにも感じる。
突如現れた「できる」40代のオッサン
そんな中、今日久々に、思わず「お、これは！」と唸ってしまった、素晴らしいPUAを見る事が出来た。
一言でいえば、「優しそうなおっさん」。年齢は４０代前後だろうか？場所は１０９の前辺り。
私が、その「おっさん」が“ソレ”であると気付いたのは、１人目の女性に声を掛け、失敗した時。
それまでは、ただの突っ立てるおっさんだと思っていた。
「おっさん」は、１人目の女性に対して、笑顔で別れた後、また元の場所に戻る。
しばらくして、そのおっさんをの前を別の女性が１人通り過ぎた。レベル的に間違いなくターゲットになったはず。
おっさんは、一定の距離を保ったまま、そのターゲット女性をチェイスする。
ターゲット女性、信号が赤に変わり立ち止まる。この信号は、割と長い。
おっさん、距離を保ったまま信号待ちのターゲット女性を10秒ほど観察し、そして声を掛けた。
ここまでの自然な身のこなし、気負いも緊張もまったく感じられない。
スーっとターゲット女性に近づき、第一声を掛ける。やや斜め前方の立ち位置もいい。
ターゲット女性、３個目の言葉で笑顔を見せる。
おっさんとターゲット女性、信号が変わるまで立話を続ける。ターゲット女性のテンションは、じわじわ上がっている様子。
１分後、信号が変わると同時に一緒に歩き出し、信号の先の飲食ビルへと消えていった。
私自身、少し離れたところで観察していたので、会話内容までは聞き取れなかったが、計算されていて見ていて気持ちのいいアプローチだったと一目で感じ取れた。
恐らく、このおっさんはマグレではない。
女性にアプローチする前にやるべき事
アプローチ前に何をすべきかをしっかりと理解しているし、それを落ち着いて実践しているからだ。
多分、彼の中にもアプローチにおける『言葉のパズル』みたいなモノがあって、好みの女性を見かけたら、速やかに観察を行い、ピースを選び、ざっくりと会話を組み立ててから臨んでいるのだろう。
ターゲット女性を捕捉した瞬間、「やるべき事」が決まっているから、慌てることもオドることもない。
声掛け＝気合いで動くではなく、声掛け＝「やるべき事」を踏む、という行動の基本が身に着いているから、自然なアプローチを生む。その結果、反応率が上がる。
彼なりに、正しい成功法則の理解と実践を行っているのだろう。
だから「イケメン」が出来ない事でも、「おっさん」は出来るのだ。
声掛け30秒前の正しい行動の組み立て方
あなたが、ナンパアプローチをマスターするために、「声掛け30秒前に正しい行動を組み立てる」ことは、本当に大切なことだ。
それを今回、ふと眺めていて遭遇したおっさんのアプローチを見て、改めて認識した。
正しい手順を理解すれば、アプローチ前の迷いなど、全て消え去る。
正しいピースの会話の選び方を知れば、アプローチで言葉に詰まる事など無くなる。
正しい行動の組み立て方を得れば、アプローチの成功率は格段に上がる。
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